蔵の街、愛知県半田に行って来ました

THE ICEを観に名古屋に行った帰り、蔵の街半田を観光して来ました。
半田は、知多半島(愛知県の、西側の半島)の付け根あたりにあります。名鉄河和線とJR武豊線の2つが通っているけれど、どうやらJRの方は本数が少ないようでした。わたしも、名鉄から行きました。

駅を降りてJRに向かって東の方に歩いていて見つけたのがこれ。伊勢湾台風で、ここまで水位が上がったのですね。写真じゃわからないかもしれないけど、目線くらいの高さです。

そしてこれがJRの半田駅です。
この跨線橋は明治43年に作られた日本最古のものだそうです。

現在JR武豊線は気動車ですが、2015年に電化が予定されていたり、高架化プロジェクトもあるということで、この跨線橋はちゃんと残るの!?という話もあるようです。見れるのもいまのうちなのかも…!?外から見るのも良いですが、内側もいかにも昔つくられたもの、という雰囲気で良かったです。


さて、ここからは蔵エリア。
(下調べしてなかったのもあって)全然知らなかったのですが、ミツカンって半田の会社だったのですね…!!1804(文化元)年に尾張国半田村で酒造業として創業したのだそうです。本社ビルも駅から蔵エリアに来る途中にありました。
↓この写真に「中埜酢店」と書いてありますが、社長は代々「中埜(3代めまでは「中野」)又左衛門」をわざわざ改名して名乗ったのだそうです。(Wikipediaより)
ここは博物館「酢の里」となっており、無料で見学も出来ます。ただし事前予約が必要で、予約していなかったので、このときは内部を見ることは出来ませんでした。。ツアー中のひとたちの受けている説明を少しだけ横で聞けたけどw
運河沿いにはミツカンのロゴマークが入った蔵がたくさんありました!



ちなみに歩いてくる途中でもらったパンフレットに書かれていた「はんだ蔵のまち散策コース」で歩いています。
運河を超えると、懐かしい街並みのエリアに。



母曰く、↑左の画像部分は、トイレなのだそうです。汲み取り式の(これは、たぶんもう使われていない)。臭い出しのエントツがついてるのと、小さな汲み取り穴があることからすぐに分かると言っていましたw 私には分かんないなぁ…
さすがに我が家は生まれたときから水洗なので。ただご近所に汲み取り式のお宅はまだありました。バキュームカーが来るとどきどきしていたのを思い出しますw

↓は、これも気になった緑の家。形は蔵のようでもあるけれど、、全部の面が緑におおわれていて、ちょっとびっくりしました。でも涼しそうだなぁ。。


蔵の街から少し歩いてたどり着いたのが、この赤レンガの建物、旧カブトビール工場です。カブトビールというのは、戦前の五大ビールメーカーのひとつなのだそうです。残念ながら第2時大戦中に工場閉鎖となってしまったようですが、2006年から復刻版として時期を限定しての販売もしているようです。


最後に立ち寄ったのが、T's Cafeという重要文化財にもなっている洋館を利用した紅茶専門店。
白い素敵な洋館でした。



しかし、重要文化財って補修とかにも大きな制限があるって聞いたことあるけれど、、それにしても、汚くなっているところ放置しすぎじゃないですかね(^_^;
良く見るとヒビやボロボロに腐った木片などがたくさんで、ちょっと心配になってしまうレベル。
紅茶は美味しかったですが、ティーコジーも薄汚れていたし、何よりもスコーンという名でただのマフィンみたいなものが出てきたこと!!!
クリームもクロテッドクリームではなく、生クリーム。。
紅茶専門店をうたっていただけに、がっかりでした。。
向かいにあったカフェの方が良かったかもなぁ。
もう少し、努力をしたらいいカフェになりそうなのに。

そんな訳で、いろいろあった半日半田観光ではありますが、なかなか楽しかったです。
もし次来る機会があれば、ぜひミツカンと國盛の見学をしたいな~と思います♪

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