この日のルートは、事前に川越在住のまるおさんが考えてくださいました!!ありがとうございます♡
川越駅から、まずは小江戸巡回バスに乗るために駅西口へ。
小江戸巡回バスは、通常の路線バスと同じ型のバスと、ボンネットバスの2種類があります。ボンネットバスとは、大正風?のレトロなバス。
全てこのボンネットバスだと思っていたのだけど、時刻表で車椅子マークがついていないものだけが、ボンネットバスらしい。。
11:15のバスはボンネットバスではありませんでした。。乗りたい方は事前に時刻表をチェックした方が良いです!
▼ 小江戸巡回バス 時刻表
バスを「中院」で下車し、まずは天台宗別格本山 中院に行きました。ここはしだれ桜がかなりきれいらしいです。この日は桜はもう少し、というところではありましたが、すでに咲いているお花もすごく素敵でした。
これは馬酔木(あせび)かな? |
中院を出て、5分弱で川越大師 喜多院へ。川越といえば、ここですね。
ちょうどさくらまつりをやっていたようで、出店も出ていました。
桜もかなり咲きはじめていて、見事でした。こちらもしだれ桜ですね。
そして、こちらは五百羅漢です。公式サイトによると、日本三大羅漢のひとつなのだそうです。
十大弟子、十六羅漢を含め、533体のほか、中央高座の大仏に釈迦如来、脇侍の文殊・普腎の両菩薩、左右高座の阿弥陀如来、地蔵菩薩を合わせ、全部で538体が鎮座しています。ということだけど、羅漢って何?と思って調べたら、仏教で尊敬や施しを受けるに相応しい修行を重ねた聖者のことだそうです。
笑うのあり、泣いたのあり、怒ったのあり、ヒソヒソ話をするものあり、本当にさまざまな表情をした羅漢様がおられます。そして、いろいろな仏具、日用品を持っていたり、動物を従えていたりと、観察しだしたらいつまで見ていても飽きないくらい、変化に富んでいます。
また、深夜こっそりと羅漢さまの頭をなでると、一つだけ必ず温かいものがあり、それは亡くなった親の顔に似ているのだという言い伝えも残っています。
ですが本当に、ここの羅漢像はとっても“人間らしい”像ばかり。微笑ましい姿の像などもあり、ひとつひとつ表情や姿をながめているだけでも楽しい気分になりました。
さて、喜多院を出て次に向かったのは、三芳野神社。ここはわらべうたの“通りゃんせ”発祥の地と言われているそうです。少し寂しい神社だったので、ちょっと分かる気がしましたw
ここに、川越城の七不思議、という石碑があったのでぜひ読んで欲しいです。怖~い話が7つも!!
続いてここからすぐの川越城本丸御殿を見学。
こういうところって、なぜか部屋の中に等身大の人形が置かれていたりしますが、、、ちょっと怖かったよ~。
次に訪れたのは、川越氷川神社。ここは縁結びで有名なのだそうです。
結婚式場もあり、この日も結婚式が行われていました!お参りしていたら、奥から新郎新婦がふつうに出てきたのでびっくりしたw
すごい数の絵馬!
氷川神社の絵馬はゆるキャラ・・というか、川越のイラストレーターさんの作品なのか、どうもゆる~い絵柄のイラストで、なごみました。
神社の裏ではちょうどさくらまつりが行われていました!
例にもよってまだ咲いてませんがw
地元の方?が歌謡曲を歌っていて、いい雰囲気でしたね。
咲いたらきれいだろうなぁ。
氷川神社を出て、市役所のあたりを通ってしばらく歩き、向かったのは菓子屋横丁。
川越市内を歩いていると、1mはあろうかという大きなふ菓子を持った人を何人も見ますが、おそらくここで購入したものでしょう。
駄菓子をはじめ、ちょっと食い出来るようなおやつもあるので、小腹が空いたらおすすめです♪ただし大混雑です!
菓子屋横丁をあとにし向かったのは、川越まつり会館。川越まつりは、この前に訪問した氷川神社のおまつりで、10月の第3土曜日・日曜日に行われているそうです。大きな山車が街中を練り歩き、それはそれは見事だそうです。昼間から行われ、夜には光を灯した山車も出るそう。
川越まつリ会館の中では、本物の山車が展示されていて、見ることができます。本当に大きかった。これが街中を行くのだから、相当の規模だろうなぁと思います。
そろそろ小腹どころか大腹が空いてきた!ということで、ランチを予定していたお店に向かうため、大正浪漫夢通りへ。素敵な洋館風の川越商工会議所がある角を入った一角です。
ここは平成7年までは“川越銀座商店街”というアーケード商店街だったのだそうです。そのアーケードを撤去して、空の見える懐かしい雰囲気の通りとして生まれ変わらせたのですね。商店街、今昔物語ですね。
まぁ、個人的にはアーケード商店街大好きっ子としてなぜ撤去してしまったのだ、と思ってしまうのですが、まちづくりとしては良かったようにも思います。
だってほら、このきれいな青空に泳ぐ鯉のぼり!明るい空のみえるレトロな通り。雰囲気抜群ですね。
ただ、住民の方によるとこの通りは表通りとなる小江戸の街並みに比べ、かなり過疎ってしまっているということで。。みんな!川越に来たら、ぜひこの大正浪漫夢通りにも来てください!
ちなみにこの通りにある、シマノコーヒー大正館という純喫茶、立ち寄りましたがかなり良かったです。本当に大正だか昭和の初期だかという雰囲気。おすすめです。
ランチに話を戻すと、大正浪漫夢通りにあるここでうなぎを食べる予定だったのですが・・すでに時間は15時とかなり遅くなってしまっていたため、食べられませんでした。。ざんねん。。
気を撮り直して向かったのは、いちのやさん。
うな重(松)2,950円です。(菊)3,900円というのもあって、こちらは分量が多めなのだそうです。1匹分かしら。
焼きあがるまで結構待ちます。うなぎ屋なので仕方ないですね。うなぎは柔らかめで、ほかほかタイプ。たれは甘めかな?肝吸いがあまり好みではなかった・・けど、全体的に美味しくいただけました。
うなぎは量がかなり減っているようで、いろんなお店で値上がりしていますね。ここも時価みたいなもので、お値段がそのときによって違うそうですよ。
おなかもいっぱいになったところで、満を持して(!?)川越の街並みを見に行きました!!川越一番街商店街です。
普通の車道ではあるものの、、素敵!!少し前に訪れた栃木とやっぱり、少し雰囲気は似ているかな。街道の宿場町かつ、水路としてもさかん、というあたりも。
ただし、この川越の街並み、じつは明治時代になってから再現されたものなのだそうです。明治26年の大火で唯一焼け残った大沢家住宅(寛政の頃のもの)が黒塗りの蔵だったため、大火のあと新しく建てた蔵でも黒塗りが流行し、現在の形になったのだとか。明治の大火以前は現在のような黒塗りの蔵が続く街並みではなかったのですね。
そして、これが時の鐘です。寛永年間に川越城主の酒井忠勝が建立したと言われ、現在のものはこれもまた明治の大火後に再建されたものだそうです。6時/12時/15時/18時に鐘がなるそうですが・・残念ながら今回はその音色を聞くことはできませんでした、
環境庁の“残したい日本の音風景百選”に選ばれているそうです。
川越さんぽ、とっても楽しかったです。
江戸と明治と大正と昭和と、いろんな日本のなつかしさが織り交ざったような街。駅前は超平成なのに!w
また訪れてみたい街となりました♪
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