〔東京にしがわ大学〕立川高松商店街 “想いがつながる街の写真館”に参加して来ました

東京にしがわ大学の授業に参加して来ました。
今回の授業は、立川高松商店街シリーズ。“想いがつながる街の写真館”です。

東京にしがわ大学(愛称は“にわ大”)とは、、
自然が豊かな多摩地域を舞台に、学びでつながるコミュニティ。
みんなで気持ちよく過ごせる「庭」みたいな学校をめざしています。
「東京にしがわ大学」は、東京多摩地域をキャンパスに見立て、
誰もが気軽に参加できる「ユニークな生涯学習」を通じて、
自由で開放的な「新しいコミュニティづくり」をサポートし、
多摩独自の「文化の醸成と発信」を促進するネットワークです。
にわ大学長のなをさんの地元でもある立川市高松町商店街のサポートも兼ねて、この商店街で学んでいこうというシリーズ企画だそうです。私ははじめて参加。

今回は、大正時代から続くフォトスタジオ、アライ写真館さんにおじゃまして、4代めと、そのお父様の3代めに写真・カメラの話や、地域と写真館の関わりについてお話を伺いました。

4代めが証明写真の撮り方について説明してくれてます

記念写真撮影用機材

家族写真を撮るときの話

実際に私達もモデルになりながら、証明写真や記念写真を撮るときのコツや裏話などを伺いました。記念写真は撮ったことがなかったけれど、今回お話を伺って家族で何かの記念に写真を撮るってすごく素敵なことだと思いました♡

印象に残っているのは、デジタル化の流れ(といってもここ5~6年のことみたい)でアナログの技術しか持っていないような写真館さんは継続が難しくなって来ていること、そしてデジタル化がコストダウンにつながるかと思いきや、実際には機材・ソフト・デジタルスキルの向上などのためにかけるコストが大きいこと。
そういえば、私の就職活動のときの写真はフィルム撮影でした。。聞いたところ、いまだに伊勢丹写真館はフィルムらしいですが。。


これは、むかーし現像するときの薬品を計るために使用していたというはかり。数十年前までこれが現役で活躍していたのだそうです。

この頃では、デジタル写真を楽しむ人が増えているので、撮影した写真データが欲しいと簡単に言う人も多いそう。(当然撮影者の著作物データになるのでお渡ししないところも多いようですが、 アライ写真館 さんでは販売しているそうです。)
3代めの言葉がすごく心に残っています。

アナログ時代は最高の1枚を撮るために一枚入魂で撮影して来た。デジタル化で撮影後の修正や複数枚撮影してすぐ確認するようなことも現代は出来る。写真館としてこのポリシーをどのように考えるかが非常に難しい。

確かに、自分もフィルム撮影のときより簡単にシャッターを押すようになっている。。
シャッターを押すことの重みを考えて写真撮影してみたら、またいい作品が撮れるかもしれない、、とも思いました。


さて、終わったあとは近くの菊松屋さんでお食事会。
4代めは超~軽快なトークが素敵な方なので、授業もお食事会もとっても楽しむことが出来ました♪
にわ大では授業のほかにも“部活”といって楽しいイベントもたくさんやっているようなので、また参加したいです~

コメントを投稿

0 コメント